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くだかけ農園の
​農産物について

 

 「お山のたまご」 について

1.最高の住環境・・・≪鶏舎環境の工夫≫

・平飼いの床…平飼い養鶏では、床に分厚く積もる鶏ふんの状態が、飼育環境の良し悪しに大きく影響します。

​鶏ふんと、もみ殻やチップ、おがくず、食べ残した雑草の茎などが混ざり、空気が供給されるように、

毎日スコップやフォークで切り返しています。じっくり発酵させて床が良い菌で充たされるようにしています。

・一坪7羽以下の薄飼い。

・四面金網の、通気のよい鶏舎。

2.自家配合飼料・・・≪エサの配合比≫

・好気発酵飼料(納豆菌)は、卵の味と弾力を増します。

・乳酸菌発酵飼料は、ニワトリの病気に対する抵抗力を高めます。  

・草・野菜は、ニワトリを健康にし、白身の味を増します。  

・なるべく地元で手に入る飼料原料…穀類はトウモロコシではなく、地元産の 屑米を農家さんから直接買い入れています。ポストハーベ 

 スト農薬不使用で、NONGMOです。

・地元商店、給食室、食品加工場等から、おから、魚アラ、かまぼこ、ダシガラ、パンや米飯の残りなどを頂き、発酵させるなどして与えてい 

 ます。これらを頂いて餌にすることで、地域の未利用資源を有効活用しています。また、加工品は「無添加」のもののみ使用しています。

 

※住環境とエサの工夫→抗生剤を使用していません。

 

 3 くだかけ農園では、農薬化学肥料不使用栽培の畑と田んぼもやっています。  

 組み合わせることによって“ムダ”がなくなります。        

・畑や田んぼ道の草は「取れば卵に、取らねば雑草。」  

・人間の出す残飯は「やれば鶏エサ、やらねばゴミ。」

・鶏フンは「畑に入れれば肥料、捨てればフン。」

 

 

・異常卵について。

ミートスポット···卵の中身に肉片のようなものが見られることがよくあります。これは卵殻の色素と言われていて無害ですが、気になるようでしたら取り除いてお召し上がりください。

血卵・・・卵の中身に血液が見られるものが稀にあります。無害ですが、多量で気になるようでしたら、ご返金いたしますので、お手数おかけいたしますがご連絡ください。

みだれ卵・・・ 卵黄が崩れて、卵白と混ざった状態の卵を「みだれ卵」といいます。卵黄の膜が非常に弱く、卵白の形成過程で卵黄と混和してしまった卵です。数万個に1個程度の割合で発生します。少しびっくりしますが、腐敗臭がなければ腐っているわけではありません。交換・返金の対象とさせていただきますので、お手数ですがご連絡ください。

 

4、その他アニマルウェルフェア(動物福祉)的ポイント ·鶏に長く活躍してもらう・・・

一般的には、鶏は卵を産みはじめて1年で引退となります。産卵率の低下と、卵質の低下によります。 しかし当園では、丸2年以上産んでから引退としています。何故長く飼うのか?理由の1つ目は、単純に長生きさせてあげたいから。2つ目は、2年目でも「良い卵」だからです。たしかに産卵数は減り、卵の殻や形、中身が不安定なものが増えていきます。当園が考える「良い卵」とは、均一性や見た目重視ではなく、「美味しく」て「エサや飼い方が分かる安心できる」卵だと考えます。

·デビーク(くちばしをカットすること)をしていません・・・野菜や草は粉砕せず、丸ごと投入して豪快に突かせています。

 

 


無農薬・無化学肥料栽培やさいについて
 

肥料は、お山のたまごの生産過程で出る発酵鶏糞(←抗生剤不使用)を使用しています。 鶏糞は、平飼い鶏舎の中で床に分厚く積もっている時点で、発酵を促すために手を掛けています。

籾殻やチップ、おが屑、食べ残した雑草の茎などが鶏糞と混ざり、水分率やチッソ・炭素の比率が適切になるように、また、空気が供給されるように、毎日スコップやフォーク等で切り返します。 さらに、堆肥舎に積みなおして追加発酵。床にあった時点で既に良い菌が繁殖しているので、スムーズにまろやかな香りを発しながら発酵します。

出来上がった発酵鶏糞は、一般の発酵鶏糞よりマイルドで、野菜や稲の栽培にとても使いやすいです。

「鶏舎の鶏糞が良い状態に発酵している=畑にとって良い=鶏(卵)にとって良い」と言えます。

良い菌たっぷりの自家製発酵鶏糞を畑に入れて、良い菌がさらに畑全体に広がるように、菌のエサとなるチップ堆肥やワラ、籾殻などの高炭素有機物を畑にふんだんに入れています。当農園の土づくりは、

良い菌の元(自家製発酵鶏糞)と、菌のエサ(高炭素有機物)をセットにして進めています。

さらに、

・それぞれの野菜に合った旬の季節に栽培しています。

・防虫ネットを使って害虫の被害を防いでいます。

・定期的な土壌分析により、土の成分バランスを整える目安にしています。

・農園で出た生ごみを発酵させた堆肥と、乳酸菌発酵させたオカラも使ってい  

 ます。

​ 

☆ 肥料を入れすぎないことにより、大きくはないが味が充実し、 体に悪い硝酸態窒素が少ない野菜を目指しています。

☆ 山の畑は段々のため、畦草がたくさん出ます。 その大量の草を毎日鶏に与え、『お山のたまご』のおいしさの源になります。

☆主な農場は、山北町の山奥と、南足柄市内にあります。 鹿や猪が出るので、防ぐのに苦労しています。心を込めてつくった安全な、かつ、美味しい!野菜です。 どうぞご賞味ください。

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